WEB予約はこちら
03-3343-8640
医院へのアクセス

保険適用

セラミックと保険の違いとは?白い歯を選ぶ前に知っておきたいこと

▼目次

1. 保険適用で白い歯にできる条件

2. セラミックと保険の白い歯の違いとは

3. 保険で白い歯にしたい人が注意すべきポイント

4. 西新宿の歯医者 新宿ウエストゲート歯科の白い歯の被せ物(保険診療で白い歯に)

 
「白い歯にしたいけれど、保険と自費の違いがよく分からない」「セラミックって高いけど、何が違うの?」そんな疑問を抱いたことはありませんか?見た目の自然さや費用のバランスを考えると、治療の選択は迷いやすいものです。最近では、保険診療でも条件を満たせば白い歯を選べるケースが増えていますが、素材や仕上がりには大きな違いがあります。今回は、保険でできる白い歯の条件や、セラミックとの違いを理解し、後悔のない選択ができるようになるためのポイントを解説します。

 

1. 保険適用で白い歯にできる条件

これまで保険診療では、奥歯の治療に銀歯が使われることが一般的でした。しかし現在では、制度の見直しにより保険適用でも白い歯を選べる範囲が拡大されています。以下に、白い被せ物(CAD/CAM冠)が保険で使用できる条件を整理します。

①小臼歯(前から4番目・5番目)はすべて保険適用

小臼歯は、上下左右すべての部位で保険適用が可能です。目立ちやすい部位でもあるため、白い歯を希望する方にとって選びやすい位置といえます。

②第一大臼歯(6番目)は条件付きで保険適用

上下左右に対合歯(かみ合う歯)があり、かみ合わせが安定している場合に限り、保険で白い被せ物が使えます。制度の拡大により、以前よりも選べる方が増えています。

③第二大臼歯(7番目)も条件付きで保険適用

2022年度の診療報酬改定により、第二大臼歯にも白い被せ物の保険適用が認められるようになりました。ただし、「上下左右の第二大臼歯すべてに対合歯がある」「咬合に問題がない」といった条件を満たす必要があります。

④使用できる素材は「ハイブリッドレジン(CAD/CAM冠)

保険適用で使える白い素材は、プラスチックとセラミックを混ぜた「ハイブリッドレジン」です。この素材を専用機械(CAD/CAM)で削り出して作成するため、「CAD/CAM冠」と呼ばれています。見た目やコストのバランスに優れる一方、セラミックと比較すると耐久性や審美性に限界がある点も理解が必要です。

⑤金属アレルギーがある場合は適用範囲が広がることも

金属アレルギーの診断書がある場合は、通常保険が使えない奥歯や詰め物でも白い素材が使える場合があります。ただし、適用されるかどうかは診断結果や保険者(保険組合等)の判断により異なります。

CAD/CAM冠は、条件を満たせば保険で白い歯にできる治療法として有効です。ただし、「すべての歯に使用できるわけではない」ことや、「素材の性質を理解したうえで選ぶ」ことが重要です。

 
 

2. セラミックと保険の白い歯の違いとは

白い歯の治療には、保険診療で使用できる「CAD/CAM冠」のほかに、自費診療で提供される「セラミック素材」があります。どちらも見た目は白く仕上がりますが、素材の性質や耐久性、治療の自由度などに違いがあります。以下に、主な違いを整理してご紹介します。

①見た目に差が出やすい

セラミックは透明感があり、天然歯に近い色調を再現しやすいとされています。一方、CAD/CAM冠や硬質レジンはやや白く濁った印象になることがあり、前歯など目立つ部位では違いが感じられる場合があります。

②変色のしやすさが異なる

CAD/CAM冠は素材の性質上、経年とともに着色や変色が見られることがあります。一方で、セラミックは表面がなめらかで汚れが付きにくく、比較的色調が安定しやすいといわれています。

③強度・耐久性に違いがある

セラミックは比較的すり減りにくく、適切な条件下では衝撃にも耐えやすいとされています。
CAD/CAM冠も日常的な使用には十分な強度がありますが、使用年数やかみ合わせの状態によっては、欠けやすさや摩耗に注意が必要になることがあります。

④適用部位の自由度に違いがある

保険診療で使用できる白い被せ物には、制度上の適用部位に制限があります。一方、セラミックは自由診療となるため、使用部位の選択に柔軟性があり、奥歯や見た目を重視したい部位に用いられることもあります。

⑤金属アレルギーへの心配が少ない

セラミックには金属を含まないタイプ(オールセラミック・ジルコニアなど)があり、金属アレルギーの心配がない点も大きなメリットです。また、保険診療でのCAD/CAM冠も金属は使用されてないので、金属アレルギーの心配が少ないでしょう。

このように、保険診療での白い歯とセラミック治療では、使用できる素材や適応範囲、見た目や耐久性などに違いがあります。ご自身の希望や体質、治療目的に合わせて、歯科医師と相談しながら適切な治療法を選択することが大切です。

 
 

3. 保険で白い歯にしたい人が注意すべきポイント

保険診療で白い歯を選ぶ場合は、費用を抑えられる一方で、使用できる素材や仕上がりには一定の制限があるため、特徴を理解したうえで選択することが大切です。

①変色や摩耗に注意が必要

保険診療で使用されるハイブリッドレジンは、経年によって着色や摩耗が見られる場合があります。特に、コーヒーや赤ワイン、お茶など色の濃い飲み物や喫煙習慣がある方は、変色が進みやすいとされています。前歯など目立つ部位では、見た目の変化が気になることもあるため、素材の特性を理解しておきましょう。

②破損や脱離のリスクがある

硬い食べ物をよく噛む方や、歯ぎしり・食いしばりの癖がある方は、CAD/CAM冠が欠けたり割れたりするリスクがあるとされています。また、セラミックと比較して強度に限りがあるため、破損により再治療や再装着が必要になるケースもあります。習慣や咬合状態を踏まえ、歯科医師と適応を相談することが大切です。

③使用できる歯に制限がある

保険適用のCAD/CAM冠には、制度上の使用部位に制限があります。近年では第二大臼歯にも条件付きで適用が認められていますが、噛み合わせや歯の位置によっては対象外になる場合があります。すべての歯に使用できるわけではないため、事前に確認が必要です。

④細かな色合わせや形の調整には限界がある

保険素材のハイブリッドレジンには色調の種類に限りがあり、周囲の歯と完全に一致させることは難しい場合があります。細かな審美的な調整は自費診療のセラミック素材と比べて制限があるため、見た目に強いこだわりがある方は、違いを理解した上で検討しましょう。

保険で白い歯を選ぶ場合は、短期的な費用面のメリットだけでなく、素材の性質や見た目・耐久性・使用部位の制限などを総合的に理解したうえで選択することが大切です。
ライフスタイルや希望に合わせて、適した素材を歯科医師と相談しながら選びましょう。

 
 

4. 西新宿の歯医者 新宿ウエストゲート歯科の白い歯の被せ物(保険診療で白い歯に)

西新宿の歯医者・新宿ウエストゲート歯科では、「保険診療でも、できるだけ見た目に配慮した治療を受けたい」という患者さんの声にお応えし、白い被せ物であるCAD/CAM冠に対応しています。

以前は白い被せ物=自費診療という印象が一般的でしたが、近年では保険適用の条件が大幅に緩和され、標準的な28本の歯が揃っていれば前歯・奥歯を問わず保険診療での対応が可能になりました。

【西新宿の歯医者 新宿ウエストゲート歯科の保険でできる白い歯の被せ物】

①保険適用で対応できるCAD/CAMを活用した白い歯の被せ物

保険で使用されるCAD/CAM冠は、セラミックとレジンを組み合わせたハイブリッド素材です。白く自然な見た目を目指し、周囲の歯とのなじみやすさが特徴です。当院では、色味や形状にも配慮し、笑ったときにも被せ物として目立ちにくい自然な仕上がりを目指しています。

➁金属を使わない素材でアレルギーにも配慮

CAD/CAM冠はメタルフリー素材のため、金属アレルギーのリスクが少なく、歯ぐきの黒ずみが起こりにくい点も特徴です。金属を使用しない治療をご希望の方にもお選びいただけます。

➂丁寧なカウンセリングで最適な治療をご提案

CAD/CAM冠の保険適用にはいくつかの条件があり、歯科医院で正確な診断が不可欠です。当院では、事前のカウンセリングと口腔内検査を通して、保険適用が可能かを慎重に見極めたうえで、患者さんにとって適した治療法をご提案します。

④セラミック治療の選択肢

CAD/CAM冠の保険適用外となる場合や、見た目・耐久性をより重視したい方には、セラミッククラウンなどの自由診療の選択肢もご案内可能です。費用・審美性・機能性の違いを丁寧に説明し、納得のいく選択ができるようサポートいたします。

新宿ウエストゲート歯科では、保険診療でできることを最大限に活かしつつ、自然な見た目・機能性・将来の健康を考慮した治療をご提案しています。「保険で白い歯にしたい」「CADCAM冠に興味がある」という方はご相談ください。

 

 

まとめ

保険でも条件を満たせば白い歯を選べるようになり、治療の選択肢が広がっています。それぞれに特徴があり、見た目や耐久性、使用できる部位には違いがあるため、どの治療が自分に合っているかを決めるには、あらかじめ違いを知っておくことが大切です。それぞれの素材の特徴や注意点を知ったうえで、歯科医師としっかり相談して決めることが、納得のいく治療につながります。

西新宿周辺で「保険で白い歯にしたい」「セラミックとの違いを相談したい」とお考えの方は、新宿ウエストゲート歯科までお問い合わせください。

 


監修
 新宿ウエストゲート歯科
院長・歯科医師 唐澤 一豊


関連記事

最近の記事
  1. セラミックと保険の違いとは?白い歯を選ぶ前に知っておきたいこと

  2. 保険適用で白い歯にできる?銀歯にしたくない方が知っておきたい治療法と注意点

  3. 保険で白い歯にできるって本当?寿命と手入れ方法について

カテゴリー